2008年3月の記事一覧

ペースメーカー、ICD使用者へのAED注意点

私たち人間の心臓は1日に約10万回、収縮と弛緩を繰り返し、
正常なリズムで動いています。

人間が生きている間、心臓は絶え間なく収縮と弛緩を
繰り返しています。

この収縮と弛緩を常に正常なリズムで行っていれば、
問題ないのですが色々な原因でこのリズムが狂います。

心臓が正確なリズムで収縮するためには、
心筋の細胞が電気的に活動しなければなりません。
この活動を指示する電気は、最初に心房の一部でつくられ、
刺激伝導系と呼ばれる電気を伝えるシステムで
心房から心室へと伝えられます。
この時、電気が流れる方向は
必ず一つの方向でないといけません。

これが狂うと不整脈を発生します。

成人の安静時心拍数は一般に毎分50〜70回(bpm)ですが、
30〜40回 (bpm)を徐脈と定義されます。

この心拍数が遅くなる、徐脈の主な原因は、
電気を作る機能が悪くなる場合と
電気の通りが悪くなる場合があります。

電気の通りが悪くなる多くの場合、心房と心室の間で生じ、
房室ブロックと呼ばれています。

この徐脈に対する治療で最も有効で確実な方法がペースメーカーです。

反対に、心拍数が100bpmを超える状態を頻脈と言います。
頻脈は多くの場合、心臓の中で電気が異常に早くつくられるか、
異常な電気の通り道ができて電気の空回りが起こるために発生します。

心因性の場合は、安静にするなどしていると落ち着きを取り戻しますが
疾患性の場合、心室頻拍、心室細動といった重大な頻脈となります。

心室頻拍、心室細動などの致命的な頻脈を治療する方法として、
植え込み型除細動器、ICDと呼ばれるものが用いられます。

これらのペースメーカー、ICD使用者へのAEDを行う場合は、
注意することがあります。

このペースメーカーやICDを植え込んでいる人に、
AEDを使用する場合は、ペースメーカーやICDから
約3センチ位、離れた場所にAEDパッドを貼る必要があります。

これは、ペースメーカーやICDの上から
AEDを行ってもペースメーカーやICDに電流が妨げられて、
効果が得られないからです。

では、どうやってペースメーカーやICDが植え込んであるかどうか
探せばいいのでしょうか。

これらの機械を埋め込んでいる場所は、膨らんでいます。
触れば、硬く、こぶのような感じです。

倒れている人がいれば、観察が大事ですが
AEDを行う場合は、こういった部分の観察も大事です。

とにかく、胸を触って違和感を感じる部分があれば、
その部分を避けてAEDパッチを貼るようにするといいでしょう。

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2008年3月26日|

カテゴリー:AED知識, 救命方法

狭心症の治療パッチ使用者へのAED注意点

通常に生活していた人や普通に歩いていた人が
突然、あなたの目の前で倒れてしまう。

そんな光景を想像したことがあるでしょうか?

恐らく、あまり想像した人はいないでしょう。

しかし、このように突然、人が倒れてしまうことは
想像していなくてもあなたの目の前で
起こってしまう場合があります。

これは、事故であったり、心臓の病気だったりします。

事故は防ぎようがないですが心臓の病気の場合は、
ある程度、予防できますのでご自身やご家族に
心臓病の方がいたら、注意が必要です。

その心臓病の中でも突然、発作が起こり、
意識がなくなり、倒れてしまうのが狭心症です。

狭心症とは、心臓に血液を送る血管が一時的に詰まって、
心筋が酸素不足になり、胸の痛みが起こったり、
胸が締めつけられるような感じがしたり、
動悸が起こったりといった症状があります。

狭心症の患者さんには、狭心症予防のため、
胸にパッチと呼ばれる貼付薬を貼っている方がいます。

このパッチの多くは、ニトログリセリンの製剤で、
末梢の血管を広げることにより心臓へ戻っていく血流量を
減らして心臓の負担を軽くする効果があります。
また、心筋を養う血管(冠血管)も拡張して、
心筋に酸素や栄養分を十分に送り届ける効果もあります。

ですが狭心症予防のパッチを貼っていても、
心臓が活発に動いて心筋が多くの血液を必要とする
運動時に狭心症が起こったり、
日常の生活の中では、重い荷物を持って歩いたり、
坂道や階段を上がったり、急いで歩いたりした時に
突然発作にに襲われます。

軽い場合は数分、安静にしていれば治まりますが
最悪の場合、心停止を起こして命を失ってしまいます。

ですから倒れている人がいる場合は、
すみやかにAEDを行わないといけません。

心停止を起こした場合、
3分以内に心肺蘇生法などの応急措置をしないと
脳に酸素が届かなくなり、脳細胞が壊死しはじめ、
生命に危険が及びます。

脳へ血液が10秒流れないと意識がなくなり、
身体にけいれんが起こるようになります。
1分以上、脳へ血液が流れないと脳に何らかの障害が残り、
そして脳への血液の流れが3分以上ストップすると
脳が重大なダメージを受けます。
幸いに一命を取り留めたとしても、
脳細胞が死んでしまうことによって
意識が戻らない植物人間状態になることもあります。

心臓発作起こして倒れた人を見つけ、
すぐに救急車を呼んだとしても、
救急車到着までには平均で6分以上かかります。

ですから倒れた人の周りにいる人が
迅速かつ正確な心肺蘇生法を行えるかどうかが、
倒れた人の命や回復後の明暗を分けるといってもいいでしょう。

特に身近に心臓病をお持ちの方がいる場合は、
万が一のために心肺蘇生法を学んでおくほうが安心です。

そして心臓病の中でも先ほど述べた、狭心症のパッチを
している方にAEDをする場合は注意することがあります。

AEDのパッドを貼り付ける時に狭心症のパッチを見つけたら、
出来るだけ剥がして下さい。

狭心症のパッチを貼ったままだとAEDをしたときに
軽い火傷をしてしまう場合があります。

とはいえ、なかなか冷静な状態ではないですし、
迅速な行動が重要ですので肌色で大きさも小さく、
見つけにくいパッチを絶対に探さないといけないと
いうことはありません。

軽い火傷と命が助かることを天秤にかけると
命が助かる方が重要です。

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2008年3月26日|

カテゴリー:AED知識, 心肺蘇生法, 救命方法

AED使用方法動画集

AED使用方法の動画集です。

講習会でAEDの使い方を学ぶ方がいいのですが
なかなか講習会に参加できない方は、
本を読んだり、ネットで調べたりして、
最低限のAEDの使い方を知っておく方がいいのですが
文字だけだとわかりにくいかもしれませんので
実際の動画を御覧になる方が理解しやすいかと思います。

講習会などに参加できない方は、一度見ておくと
イザ!というときにどうやってAEDを使えばいいか
わかると思いますので御覧になって下さい。

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AED i-PAD How to use AED, cu911.com, Japanese

AED i-PAD How to use AED, cu911.com, Japanese




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AED使用法 その1

AEDの使用法 その1です




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AED使用法 その2

最近あちこちに設置されているAEDの使用方法その2です




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自動体外式除細動器(AED)使用方法

心臓の心室が小刻みに震える「心室細動」で血液が送り出せなくなったのを正常に戻す「除細動器」を小型で操作を簡単にした機器。患者の胸にパッドを貼ると自動的に心電図を解析し、電気ショックが必要な状態かどうかを判断。必要な場合にだけ「ボタンを押してください」などと音声で指示が出る。




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心肺蘇生法 / BLS(一次救命処置)とAEDの使い方

BLS(一次救命処置)とAEDの使い方を説明したビデオです.倒れている人がいたら是非実践して欲しいと思います.人の命を救うインパクトはあなたの人生で最大のモノとなるでしょう.




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AED実践(試作品)

補足説明http://www.plus-blog.sportsnavi.com/gacks/article/2


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2008年3月25日|

カテゴリー:AED知識, AED講習, 動画