2008年5月の記事一覧

妊娠女性に対する、AED

AED講習を受ける方、特に女性からの質問で多いのが
「妊娠女性にはAEDを使っていいのですか?」という質問だそうです。
お腹に赤ちゃんがいるのに電気を流していいのだろうかと思うのは当然でしょう。
女性ならではの質問ですね。
これから赤ちゃんを産もうとしている方、
ご家族に妊娠女性がいらっしゃる場合は特に気になる質問です。
そしてこれに対する答えは「イエス」です。

AEDの電気は、お腹の中の赤ちゃんへの影響は問題ないそうです。
それよりも、母体の心肺停止状態が続くことのほうが
赤ちゃんへの影響が出てしまいますから、
妊娠女性を助けることを一番に考えましょう。

ですから、妊娠女性が心肺停止状態で倒れているときは、
人工呼吸、心臓マッサージを施しながらAEDを用意します。
AEDを装着して電気ショックが必要ならば、行います。
この際、電極パッド位置や電気量に変更はないそうです。

明らかにお腹が目立っていて妊娠女性だと一目で分かれば、
救急隊の人にも説明が出来ますが、中にはお腹が目立たない人もいらっしゃいますね。
しかし、AEDに関しては、妊娠女性も妊婦でない人も同じやり方でいいそうです。
ただし、食べ物が喉につまっている場合などに行う気道異物除去法は、
通常行う腹部突き上げ法は行わないようにします。
もしも、妊娠女性かどうか分からない場合で、妊娠可能な年齢であれば、
妊娠女性としての対応をしたほうが適切でしょう。

お腹の赤ちゃんは、お母さんの臍帯から酸素を供給して生きています。
一刻も早く赤ちゃんへ酸素を送り出すためにも、
一分一秒でも早い人命救助が出来るようにしたいものです。

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2008年5月15日|

カテゴリー:AED知識, 人命救助, 人工呼吸, 心肺停止, 救命方法

子供に対する、AED使用

AEDを使うのは、大人だけではありません。
子供にも心停止状態になる可能性はないとはいえません。
実際に、野球やソフトボールのボールが当たったり、
マラソン中に子供が心停止状態になった事例は報告されています。

2004年にAEDの一般人使用が認められたものの、
子供にAEDを使用することは認められていませんでした。
しかし、2006年から子供にもAEDを使用することが認められています。

通常のAEDは大人用に作られていますから、
これを子供に使うことは避けなくてはいけません。

では、子供と大人の違いは何でしょう?
大人用のAEDは8歳以上もしくは、体重が25�s以上と定められています。
子供用は1歳以上8歳未満で、1歳未満の子供には使用することができません。
さらに、子供用のAEDは、電気エネルギー量も成人の3分の1になっています。

小児用のAEDが認められた現在は、多くの小学校や保育園でAEDが設置されるようになりました。
しかし、小児用のAEDがなくても諦めないで下さい。
なんといっても、緊急事態ですから大人用のAEDを使用しても
法律上責任を問われることはありません。
ただし、大人用の電極パッドを子供に貼る場合は、
二つの電極パッドが重ならないように注意して下さい。

最近は、大人用のAEDに子供用の電極パッドが
一緒に入っているものが多くなってきました。

未来ある子供の将来のためにも、
多くの方がAEDについての関心を増やして下さることを望まずにはいられません。

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2008年5月 8日|

カテゴリー:AED知識, AED設置, 心肺停止, 心臓しんとう

AED講習会と啓発活動

献血をすると、飴やドリンクがもらえるサービスがあるのはよく知られていますね。
さらには、1回行く毎にポイントがもらえて、ポイントをためるとプレゼントまでもらえます。
なかには、マッサージをしてくれたり、花をくれたりするところまであるそうです。
サービスをしないと献血する人が集まらないのは残念ですが、
でもサービスすることによって、多くの方が興味を沸くのは素晴らしい考えですよね。

一般的な救命講習では至れり尽くせりのサービスはありませんが、
ポイントがたまるカードがもらえるところがあるそうです。
しかし、残念ながらポイントをためても何ももらえないのだそうです。
定期的に講習を受けることが望ましいとの考えから、
自分がいつ講習を受けたのかが分かるようになっているのだとか・・・
AED使用の必要性がある方達への講習は、やはりこれが当たり前なのでしょう。

しかし、救命方法やAED講習、地震体験に子供向けの催し・・・など、
いろいろ学べてさらにはスタンプラリーでプレゼントなんていう行事があるんですよ。
9月9日は救急の日。
これにちなんで、この時期になると、色々な地域で催しを開催しています。

警察署主催の『交通安全祭』消防署主催の『消防訓練』
各自治体では『健康フェスティバル』など、名称はさまざまですがあなたの住んでいる地域にも
探せばこのような催し物を見つけることができるはずです。

普段、仕事をしていないような主婦の方、AEDには無縁な会社でお勤めのお父さん・・・
お子さんがいらっしゃるのなら、ご家族で参加してみてはいかがでしょう?
毎年、参加することを家族の年間行事の一つに加えていただけたら、
ご家族のコミュニケーションも深まるのではないでしょうか。

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2008年5月 7日|

カテゴリー:AED講習, 救命方法, 救急

AED講習会での講習内容

人工呼吸、心臓マッサージと聞くと、
あなたは何を連想しますか?

病院を連想する方もいるでしょうし、
人命救助の場面を連想する方もいるでしょう。

ではAEDとは?と聞かれたらどうでしょう?

AEDで人命救助に使う除細動器と連想する方は、
AEDが身近になりつつあるとはいえ、
まだ少数でしょう。

ほとんどの方は、AED???状態だと思います。

昔の人命救助といえば、人工呼吸・心臓マッサージ
だけだったんですが現在の人命救助は、
人工呼吸・心臓マッサージ・除細動の3つになります。

一般市民が行うこの人命救助の行為を救命手当と言います。
救命手当の方法はいろいろな場所で、
講習を受けることができます。

各地の消防署では頻繁にこの講習会を実施しています。

自治体でもよく講習会を行っています。

他には、最近、自動車免許を取ったことがある人は
教習所でも人命救助の講習を受けたと思います。

また、お勤めの会社や地域の団体の集まりなどでも
講習会は実施されています。

講習会は約3時間程で、人命救助のやり方、
心臓マッサージ、人工呼吸の方法、そしてAEDの使い方、
他にも止血法なども教えてもらうことができます。

人命救助の講習ですが実際に人が倒れてるわけではありませんので
倒れている人の代わりに訓練用のダミー人形を使用します。

この訓練用の人形ですが実に精巧に出来ています。

関節が曲がる、首が動く、胸が膨らむなどします。

大人と子供の2種類ある人形がほとんどですが
講習会では一般的に大人用を使用します。

あと、たいてい名前がついていますね。

私自身、講習会では実際に見たことがないのですが
出血したり、内蔵が飛び出している人形まであるそうです。
恐らく、このタイプは医療現場用で一般人の講習につかわれる
事はないでしょうけど・・・

さて、実際に講習会ではこの訓練用の人形を使って、
講習が行われるわけですが人形相手とはいえ、
初めの方は、緊張すると思います。

人工呼吸や心臓マッサージなど思った以上に力を入れて
やらないとうまくいきませんので思い切りが大切です。

そしてこの人形を使ってAEDの講習も行われます。
電気を流すんじゃないかと思っている方もいると思いますが
訓練使うAEDは、たいてい訓練用のAEDで本物のAEDと
同じように音声メッセージが流れますがスイッチを押しても
電気までは流しません。

場合によっては本物のAEDで講習する場合もありますが
この場合は、スイッチを押しませんので心配ないです。

人工呼吸や心臓マッサージは、一度ぐらいの講習では、
なかなか身につきませんがAEDは、操作が簡単ですので
一度、講習を受けておけば、イザ!というときに役に立ちます。

AED講習会と言えば、大人だけの場合もありますが
最近は、子供向けのAED講習会や親子講習会もありますので
子供のいる方は、親だけではなく、子供も一緒に参加して
子供にも命の大切さを知っておいてもらうといいですね。

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2008年5月 6日|

カテゴリー:AED講習, 人命救助, 人工呼吸

AED講習会の形態

AEDの設置場所が増えるにつれて、
AED講習会に参加する人も増えています。

これは、AEDを設置している場所の人間に
AED講習が義務づけられているという要因があります。

それに伴い、心臓マッサージ、人工呼吸も含めた、
救命講習が多く開催されています。

AEDが一般市民に使えるようになる以前も
心臓マッサージ、人工呼吸のみの救命講習が
ありましたがあまり参加者は多くありませんでした。

そのAED講習ですがこれから講習を受けようと
思ってる方もいると思います。

AED講習を開催しているのは、自治体主催や
日本赤十字、消防署などがあります。

特に消防署では頻繁にAED講習を開いている所が
多く、地域に多くありますので受講しやすいです。

有料の場合もありますがたいていは、無料なのも
AED講習を受ける人にとっては嬉しいですね。

消防署で受けるAED講習の内容ですが
講習時間は3時間くらいで普通救命講習を学ぶのが
ほとんどです。

普通救命講習とは、
倒れている人の観察、気道確保、人工呼吸、
心臓マッサージそしてAEDの使用。
他に止血方法や倒れている人の体位管理、
応急手当の重要性を学ぶ講習です。

消防署によっては、その他にも
普通救命講習にAED業務従事者向けの
AEDの知識の確認と実技の評価が加わったコースや
普通救命講習にけがの手当や搬送方を学ぶ、
上級救命講習を実施しているところもあります。

各地域の消防署に問い合わせると
AED講習の詳しい内容や開催日程がわかります。

日本赤十字社の場合は有料で1500円かかります。

この費用は教本や万が一、講習中に怪我をした場合の
保険費用になります。

講習内容は消防署とほぼ同じで
講習時間は4時間ほどです。

消防署との違いは、受講すると
受講証が発行され、検定合格者には、
赤十字救急法基礎講習終了認定証がもらえます。

赤十字社の場合、更に水上や雪上、
幼児やお年寄りなど様々な状況、対象に
即した、講習なども開催されています。

講習内容や日程については、
赤十字社のホームページを参考にするか
直接、赤十字社に問い合わせて確認して下さい。

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2008年5月 5日|

カテゴリー:AED講習, 人工呼吸

AED、気をつける点2

AEDの機械は、とても簡単な操作で使用することが出来ます。

これは、AEDを使う上でAEDの操作上のミスをなくしてトラブルを防ぐための
工夫がされているからです。

その大きな一つが、操作ボタンの数が少ないということがあげられます。

さらには、AEDから操作方法の音声メッセージが流されますので
AEDの音声メッセージの通りに操作すればいいだけですから、
AEDは子供から大人まで誰でも使用できるという利点があります。

しかし、AEDを使う上で人の手で処置しなくてはいけない部分には、
注意を必要とする事があります。
それは、AEDのパッドをしっかり貼らなくてはいけないという点です。

AEDのパッドの貼り方が悪いと、心電図の読み取りや解析が不十分になる恐れがあり、
充分な効果が発揮できない可能性があります。

ですから、AEDのパッドの粘着部分はしっかりと肌に密着させるようにしてください。

また、AEDのパッドを貼る部分に胸毛などの体毛がある場合は、剃る必要があります。

そのため、AEDのケースにはカミソリも入っています。

しかし一刻を争うときにそんな悠長なことはしていられないと思います。

そのような時の簡単な方法というか、裏技としてAEDのパッドを
一度しっかり貼ってから一気に剥がして、体毛を抜き取る方法があります。

通常であれば大変痛い行為なんですがこの場合、意識がありませんので
問題なく実行できると思います。万が一、この行為で倒れている人が
目覚めればいいのですが・・・

少し話が逸れましたがその後、新しいAEDのパッドにつけかえて、
次の操作に移つってください。

誰でも、焦り、パニックになると頭の中が真っ白になってしまいます。

そういったときに落ち着いて行動する為には、
指差し確認・声だし確認が有効になります。

この方法は救急隊員に限らず、消防士の方達など
人命を預かる仕事に就かれている方達にはオーソドックスな方法です。

この方法は自分を落ち着かせるだけではなく、
ミスにも気づくことが出来る一番良い方法ではないかと思います。

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2008年5月 4日|

カテゴリー:AED知識, 救命方法, 救急

AED、気をつける点1

夏になると、海やプールでの事故のニュースが必ずあります。

海やプールに入る前には、必ず準備体操をしないといけませんが、
大人の方で準備体操をして、海やプールに入る人はあまりいないでしょう。

準備体操は、身体全体の筋肉をほぐす為だけでなく、
心臓に水圧による負担をかけないためにも
重要な作業です。

そのため、準備体操を怠ると心臓発作を起こしやすくなります。

心臓発作を起こした場合にAEDが非常に有効な蘇生手段となります。

ですが海やプールで倒れてしまった人がいた場合、
AEDを使用したら周りの人たちにも電気が流れてしまうのではないのかと
不安に思う方もいると思います。

しかし、心配はいりません。
電気は抵抗が最も少なく流れやすい場所を通るからです。

そしてそれは、AEDの場合、2枚のパッドの間の事をいいますから心配は不要です。

ですから、水に濡れている水辺やプールサイドなどで使用しても問題はありません。

ただし、AEDのパッドを取り付けられる人(倒れている人)の水分は
事前に拭き取っておくことは、必要ですので必ず忘れないようにして
拭き取ってあげてください。

また、倒れている人がネックレスなどの金属類をしている場合は、
ネックレスなどにAEDのパッドが触れないように注意して下さい。
もしも、簡単に取れるようなら金属類を外してからAEDを使用した方がいいでしょう。

さらに、最も重要なのはAEDの電気を流す際には、スイッチを押す人も
周りに居る人も倒れてAEDのパットを装着した人には触れないようにします。
慌てていると、忘れてしまいがちですが、AEDが音声で「離れてください」などと
音声メッセージを流してくれますので、速やかに離れてください。

万が一、触れてしまっていても軽い火傷を負ったという事例があるぐらいですので、
重大な事故にはなったという報告はありませんので
それほど心配することもないでしょう。。

AEDは、正しい使い方をすれば大きな心配はいりませんから、
焦らずに慎重に正しく、操作を行うようにしましょう。

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2008年5月 3日|

カテゴリー:AED知識, 人命救助, 心肺停止, 心肺蘇生法, 救命方法