2009年3月の記事一覧

AEDの救命率が8年間で2倍に。

心停止にAEDは効果があるのはわかっていましたが
実データとしてAEDがどれくらい救命に
効果があるかの日本での実データは
あまりありませんでしたが
このたび、京都大学などの調べで病院以外の場所で
心停止して倒れた人がAEDで
電気ショックを受けるまでの時間が
8年間で半分以下になり、
救命率は倍の3割になったことが
わかりました。

これは大阪府内の98〜06年のデータを
分析し、目撃者がいた約9千人分を検討した結果です。

そのうち心室細動を起こしたのは1733人。
ほぼ全員が救命士によるAEDを受けています。

心停止してからAEDを受けるまでの時間が
短ければ短いほど救命率はあがります。

そのAEDを受けるまでの時間が
1998年に平均19分だったんですが
だんだん短くなり、2006年には、
平均9分まで短縮しています。

一ヶ月後に生存している救命率も
15%〜31%に、障害が残らず、
社会復帰する率も6%〜16%に上がっています。

調査をした京都大の石見拓・助教は
「救急隊の努力でここまで上がったが、
これ以上到着時間を縮めるのは難しい。
居合わせた一般の人がもっと心肺蘇生や
AED使用に取り組んでくれれば
さらに救命率は高まるはずだ」と
話しておられます。

このデータからもAEDを早く使えば、
使うほど救命率が向上しているのがわかりますので
私たちも倒れた人がいて、近くにAEDがあれば
すすんでAEDを使うように心掛ける必要があります。

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2009年3月30日|

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東京マラソン2009で松村邦洋一時意識不明、AED後、病院へ搬送される

今年も東京マラソンが開催されました。

毎年のように東京マラソンではAEDが活躍するのですが
(本当は活躍しない方がいいのですが)
今年はタレントの松村邦洋さんが倒れ、心肺停止で
意識不明になり、AEDを施され、病院へ搬送されました。

AEDの効果もあったのか幸いにも意識を取り戻しました。

医師や看護師も参加して東京マラソンは、
世界一安全なマラソンを目指しているのでよかったです。

しかし松村邦洋さんもあの体型ですから
いくらテレビの企画とはいえ、マラソンに参加するのは
無謀じゃないでしょうか。

企画した東京MXテレビ側にも責任はあるでしょうね。

現在のところ、松村邦洋さん以外にAEDが使われたという
情報はありませんがこの後もAEDが使われたという事が
ないように祈ります。

なお東京マラソン2009のAEDは、
オフィシャルサポーターの日本光電製の
AEDが使われています。

(追加情報)
公式サイトによるとAEDが使われたのは2件で
救急搬送されたのは20人だそうです。

今年は比較的、AEDの使用が少なく、
救急搬送された人も少なめでした。

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2009年3月22日|

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京成電鉄、全駅にAED設置完了

京成電鉄は今年度新たに33駅にAEDの設置が完了し、
これで昨年度までに設置した、31駅と併せて、
京成電鉄の全64駅にAEDの設置が完了しました。

駅へのAED設置は進んでいますがどうしても
乗降客の多い、大きい駅が優先されますので
小さい駅へのAED設置がなかなか進まないのも現状です。

そんな中、京成電鉄さんは全駅にAED設置が
完了したのは素晴らしいことだと思います。

現に京成電鉄さんでは今年度、船橋競馬場駅と町屋駅に
おいて、実際にAEDが使用され人命救助にAEDが
役立っています。

もし、駅にAEDがなければ人命救助できていなかったかも
わかりませんのでAEDが設置されていて本当によかったと思います。

他の鉄道会社も経営状態やAEDに対する考え方の違いなど
あると思いますが人命を預かる公共交通機関なのですから
京成電鉄さんのように速やかにAEDが全駅に
設置されるように望みます。

そして駅や空港はまだAED設置が進んでいる方ですが
バスターミナルやフェリーターミナルは、
設置が進んでいないのでこういったところにも
AED設置が進むと安心ですね。

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2009年3月11日|

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