AEDニュース

自宅にAED設置で80代の心肺停止になった男性助かる。

AEDを自宅に設置することを勧めた医師も、
またAED購入すると結構高いにも関わらず、
自宅に設置していた80代の男性もAEDがあって
よかったと安堵していることでしょう。

とはいえ、AEDを購入するとなると初期費用も高いですし、
メンテナンスも必要ですから、今の状態だと
誰でもAEDを自宅に設置することは難しいです。

AEDをレンタルという方法もありますが
購入するよりは安いとはいえ、レンタルも
長期になるとかなりの金額になります。

国などは地域や団体などにAED設置のための補助金は
だしていますけど個人への補助金はまだありません。

地域や団体へのAED設置はかなり普及しましたから
そろそろ次の段階として個人宅へのAED設置を
促進していく時期に来ていると思います。

静岡県内で昨秋、心肺停止になった80代の男性が自宅に備えていたAED(自動体外式除細動器)で命を取りとめた。高価なためAEDは個人宅にはほとんどなく、総務省消防庁によると「こうしたケースは珍しい」という。価格を抑えた小型タイプが欧米では家庭に普及し始めており、男性の家族は「個人宅にも普及が進んでほしい」と話している。

 家族や治療した榛原総合病院(同県牧之原市)によると、男性は狭心症の持病があり約2年前、医師の勧めでAEDを購入し自宅居間に置いていた。昨年11月22日未明、就寝中に苦しみ出し心肺停止になったが、長男がAEDを使い心拍が回復。同病院に搬送されて手術を受け、今年1月中旬に退院した。

 同病院の調べでは、個人宅のAEDが救命につながった例は他にないという。男性は外出できるほどに回復したといい、妻は「AEDのおかげ」と話す。

 AEDは患者の胸に電極を当て電気ショックで心拍を回復させる機器。厚生労働省によると、駅や学校などの公共施設には04年7月から設置が進み、今は全国に約20万台ある。1台20万~30万円の価格がネックとなり個人宅にはほとんどない。

 NPO法人「AED普及協会」(埼玉県熊谷市)によると、重い心疾患の患者の家庭向けに価格を抑えた小型のAEDが欧米にはある。だが、薬事法に基づく医療機器の承認を得た機種がなく、日本では使えない。協会の大久保充研究員(26)は、AEDのある家庭は国内で100世帯未満との見方を示し「普及を進めるには、国の承認制度や価格などの課題をクリアする必要がある」と指摘する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110209-00000029-maip-soci


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2011年2月 9日|

カテゴリー:AEDニュース

全国の消防機関からAED不具合の疑い事例報告328件

AEDといえど機械ですので万能ではありませんから
多少の判断ミスはあり得るでしょう。
根本的な不具合であれば改良しなければいけませんが
判断ミスについてはAEDを使う一般人には判断できませんから
専門家に任せるしかないでしょう。
そうしないとAEDの機械ばかり普及してイザというときに
躊躇して使えないとなると本末転倒ですから。

総務省と厚生労働省が共同事務局を担う「全国メディカルコントロール協議会連絡会」
(会長=小林國男・帝京平成大教授)が全国の消防機関を対象に実施した調査で、
AED(自動体外式除細動器)の不具合が疑われた事例の報告が計328件あった。

 調査は、昨年12月8日から今年1月15日まで、各都道府県を通じて
全国の803の消防機関を対象に実施。AEDの不具合が疑われた事例について
報告するよう求めた。

 調査結果によると、AEDの不具合が疑われた事例は計328件だった。
 事例を発生年別に見ると、「2009年」が176件で最も多く、
以下は「08年」が85件、「07年」が42件、「01-06年」が21件、
「10年(1月1日から1月15日まで)」が2件、「不明」が2件だった。
 都道府県別では、最も多かったのは広島の45件で、これに北海道(36件)、
千葉(26件)、大阪(24件)などと続いた。一方、青森、岩手、東京、静岡、
鳥取、長崎ではゼロだった。
 また、事例の種別では、「除細動の適応がある(疑い含む)傷病者に対し、
AEDが除細動適応なしと判断した疑いがあると報告があった事例」は119件、
「除細動の適応がない(疑い含む)傷病者に対し、
AEDが除細動適応ありと判断した疑いがあると報告があった事例」は38件。
このほか、メモリーカードに心電図が記録されないなどの不具合の疑いがあると
報告があった事例は171件だった。

 事例数について総務省消防庁は、事例の中には、
▽機器に不具合があるもの▽機器の性能限界として許容される範囲内にあるもの
▽機器に特段の不具合があるとは言えないもの-などが含まれている可能性が
あるとして、「多いとも少ないとも言えない」としている。
 一方、厚労省は不具合の疑いが報告されたAEDの製造販売業者に対し、
必要に応じて自主回収などの措置を講じるよう指示した。
また、調査結果については現在、09年度厚生労働科学研究費補助金事業である
「循環器疾患等の救命率向上に資する効果的な救急蘇生法の普及啓発に関する研究」
(主任研究者=丸川征四郎・医療法人医誠会医誠会病院院長補佐)で専門的な分析を
実施中で、年度内をめどに取りまとめる分析結果を基に、
両省庁で必要な対策を講じる予定だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100219-00000015-cbn-soci

年度別に見ると2009年度が多くなっていますがこれはAEDが
それだけ普及し、使われる機会が増えたからであろうと思われます。
ですから2009年以前のデータはあまり意味がないと思います。

もう少し長期スパンでデータを集めないと不具合の割合は
わからないでしょう。

もちろん理想論で言えば不具合が0%であって欲しいのですが
上記でも述べたようにAEDも機械なので絶対ということはないでしょう。

ただし、不具合の内容は精査して明らかにAEDの設計不良や製造不良が
原因での不具合であれば早期に改善が必要です。

ですから件数だけでなく不具合の内容にもっと目を向けないといけないですね。

そしてこういうニュースがあるとAEDを使っていいかどうか
迷う人が出てくるかも知れませんが倒れている人がいてAEDが
そばにあれば迷うことなく使って欲しいと思います。

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2010年2月20日|

カテゴリー:AEDニュース

医療用のAED電極パドル不良で死亡事故

この記事でAEDによる不幸な事故は起こって欲しくないと
書きましたが残念ながらまた起こってしまいました。

しかも今回の事故は電極パドルが規格外の工具で作られて
AEDに接続できないというとんでもない事例です。

医療機器販売会社「日本光電工業」(東京都新宿区)は
8日、同社が輸入・販売した半自動除細動器用使い捨て電極パドルの不良品が
見つかったとして、4657個を自主回収すると発表した。
機器が作動せず、患者が死亡するケースが奈良県で発生し、
部品の欠陥が判明したという。

使い捨てパドルは米国のカテコインク社製。
回収する製品の型式は「P-510」で、今年10~11月に出荷された
「Y080609-3」との表示のあるロットが対象。
医療・消防機関に納入されており、一般向けの販売はないという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091208-00000078-mai-soci

しかも医療用のAEDですからまさに最後の砦なのに
こんな初歩的な不良で死亡事故につながるのですから
製造メーカーの責任は重大でしょう。

前回の事故もアメリカのカルディアック・サイエンス社製、
今回の事故もアメリカのカテコインク社製と
アメリカのメーカーばかりです。

アメリカの検査体制はどうなっているんでしょうね。

そして日本製のAEDがないことも問題ではないでしょうか。
どういった理由で日本のメーカーがAEDを作っていないのかは
わかりませんし、日本製が絶対安心という保証もありませんが
やはり外国製のAEDより安心できるのは間違いないです。

今回のことを教訓に医療現場などから日本製のAEDを
求める声があがってもいいのではないかと思います。

最後にもう一度書きますがAEDの不良による不幸な事故は
二度と起こって欲しくないです。

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2009年12月 8日|

カテゴリー:AEDニュース

AED、作動せず女性死亡

非常に残念なニュースです。

自動体外式除細動器(AED)の輸入・販売大手「日本光電工業」(東京都新宿区)は
20日、都庁で記者会見し、同社が販売したAEDが故障で緊急時に使用できず、
女性が死亡する事例があったと発表した。
AEDには部品故障を自己診断で検出するソフトウエアが内蔵されているが、
診断対象外の部分が壊れていた。同社は、同様の不具合が出る可能性がある
10万7309台を無料で改修するという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091120-00000184-jij-soci

この不具合がでている機種は、米国の「カルディアック・サイエンス社」が製造し、
日本光電工業が販売した「カルジオライフAED-9100」です。

日本光電工業では類似のAED-9200、9231、1200もソフトウェアの
改修をするとのことです。

詳しくは、日本光電の「自動体外式除細動器」AED-9100、9200、9231、1200
自主改修に関するお知らせと日常点検の確実な実施のお願い
をごらん下さい。

AEDとはいえ、機械ですから故障することもあるでしょうけれど
AEDは、心肺停止状態から復活する最後の砦なので
肝心なときに故障して使えないということはないように
AEDには電子部品の故障をセルフチェック(自己診断)出来る機能が
ついていてほとんどの事例では故障を事前に発見できるようになっています

ところが今回、AEDが作動せず女性が死亡したケースは
そのセルフチェック(自己診断)機能では発見できない部品が
故障していたためにAEDが作動しませんでした。

これは製造メーカーの認識が甘かったというしかないでしょう。

現にソフトウェアを改修すればその部品の故障も発見できるようになるのに
こういった事例がでるまで改修しなかったのは大きな問題でしょう。
製造メーカーのあるアメリカで問題になっていないのでしょうか。

AED設置関係者は、販売メーカーの日本光電から連絡があるでしょうが
とにかく設置してあるAEDが対象となるAEDかどうか確認しておいた方が
いいでしょう。

AEDで二度とこういう不幸な事は起こって欲しくないですね。

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2009年11月20日|

カテゴリー:AEDニュース

歯科医院へのAED設置増える

兵庫県川西市歯科医師会の加盟診療所63カ所すべてに
AEDが設置されました。

兵庫県内で初で全国的にも珍しいケースと
いうことですが歯科医院へのAED設置は
増えてきています。

和歌山県の田辺地区でも田辺西牟婁歯科医師会が
田辺市と西牟婁郡のほとんどの歯科医院42医院に
AED設置しています。

福岡県の粕屋地区でも粕屋歯科医師会が
全会員の84歯科医院へのAED設置を開始しています。

こうした地域ごとにAED設置を進めている
地域は他にもあるでしょうが地域全ての歯科医院に
AED設置する取り組みはまだ多くないですが歯科医院単独で
AEDを設置するところは増えています。

歯科医院は一説にはコンビニより多いとも
言われていますので歯科医院に
絶対、AED設置されているとなれば
AEDが必要なイザというときでも探す手間がなくなるので
AEDを使う上で心強いですね。

また、歯科医院へのAED設置は
歯の治療中の患者さんに万が一の時があった場合でも
役立ちますので地域でAED設置の動きがなくても
歯科医院さん単独でAED設置しても歯科医院さん側にも
利があると思います。

できれば歯科医院の医師や歯科衛生師さんが
AED講習を受けていれば、なお安心です。

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2009年5月18日|

カテゴリー:AEDニュース, AED設置

広島市立全中学校にAED配備完了

日本赤十字社広島県支部が
広島市教委にAED37台を寄贈し、
広島市教委はAEDが未配備だった
市立中学校37校に設置し、全市立中学校に
AED配備が完了しました。

全市立中学校へAED配備が完了したのはいいことですね。

全国でも全市立中学校全てへAED配備が
終わったところは少ないんではないでしょうか。

AEDといえば、心肺停止時に使用するので
若い人はあまり関係ないと思うかもしれませんが
若い人でも心肺停止の危険性はあります。

この記事でも話題にしている心臓しんとうなどは
若い人でも起こりうることで部活などが
活発なので心臓しんとうも起こる可能性が高いですね。

また、中学校にAEDが設置してあるのが
わかっていれば近所の方なんかが急にAEDを
必要とした場合でもAEDを探す手間が省けます。

そういった点からも全市立中学校に
AEDが配備されたのはいいことです。

ただ、小学校や幼稚園へのAED配備は
まだ進んでいないようなのでそれらへの
AED配備が今後進むことも望みます。

そして他の都市の学校施設へのAED配備も
進んで欲しいですね。

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2009年5月10日|

カテゴリー:AEDニュース, AED設置, 心臓しんとう

厚労省がAEDの点検呼びかけ

AEDは、心肺停止状態からの蘇生にすぐれた効果を発揮しますが
いざという時に使えないと困ります。

AEDの電源でも説明していますが
AEDのバッテリーは、4年ぐらいで使えなくなってしまいます。

またAEDの電極パットも2〜3年で粘着部が
硬化して肌に密着できなくなってしまいます。

AEDが一般市民でも使えるようになった平成16年7月からで
今年で5年目になります。

AEDが数多く設置されだしたのがここ1〜2年の間ですので
そんなに寿命が来ているバッテリーや電極パットの
AEDはないと思いますが当初から設置されていて
一度も使われたことがないAEDはバッテリーや
電極パットが交換時期に来ていますので点検が必要になります。

ただ、多くのAEDはメーカーがメンテナンスをしていますので
そんなに心配する必要はないと思いますが
中にはメンテナンスされていないAEDもあるかもしれませんので
この機会にAEDを設置している団体や事業所では
AEDを点検された方がいいでしょう。

また、いざという時、AEDが使えないと困りますので
日頃からAEDを点検する点検担当者を決めて、
適切な管理を行うように
厚労省も呼びかけていますのでそういったことも
AEDの適切な管理、運営のために心掛けないといけませんね。

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2009年4月16日|

カテゴリー:AEDニュース, AED知識

AEDの救命率が8年間で2倍に。

心停止にAEDは効果があるのはわかっていましたが
実データとしてAEDがどれくらい救命に
効果があるかの日本での実データは
あまりありませんでしたが
このたび、京都大学などの調べで病院以外の場所で
心停止して倒れた人がAEDで
電気ショックを受けるまでの時間が
8年間で半分以下になり、
救命率は倍の3割になったことが
わかりました。

これは大阪府内の98〜06年のデータを
分析し、目撃者がいた約9千人分を検討した結果です。

そのうち心室細動を起こしたのは1733人。
ほぼ全員が救命士によるAEDを受けています。

心停止してからAEDを受けるまでの時間が
短ければ短いほど救命率はあがります。

そのAEDを受けるまでの時間が
1998年に平均19分だったんですが
だんだん短くなり、2006年には、
平均9分まで短縮しています。

一ヶ月後に生存している救命率も
15%〜31%に、障害が残らず、
社会復帰する率も6%〜16%に上がっています。

調査をした京都大の石見拓・助教は
「救急隊の努力でここまで上がったが、
これ以上到着時間を縮めるのは難しい。
居合わせた一般の人がもっと心肺蘇生や
AED使用に取り組んでくれれば
さらに救命率は高まるはずだ」と
話しておられます。

このデータからもAEDを早く使えば、
使うほど救命率が向上しているのがわかりますので
私たちも倒れた人がいて、近くにAEDがあれば
すすんでAEDを使うように心掛ける必要があります。

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2009年3月30日|

カテゴリー:AEDニュース, AED知識, 人命救助, 心肺停止, 心肺蘇生法, 救急

東京マラソン2009で松村邦洋一時意識不明、AED後、病院へ搬送される

今年も東京マラソンが開催されました。

毎年のように東京マラソンではAEDが活躍するのですが
(本当は活躍しない方がいいのですが)
今年はタレントの松村邦洋さんが倒れ、心肺停止で
意識不明になり、AEDを施され、病院へ搬送されました。

AEDの効果もあったのか幸いにも意識を取り戻しました。

医師や看護師も参加して東京マラソンは、
世界一安全なマラソンを目指しているのでよかったです。

しかし松村邦洋さんもあの体型ですから
いくらテレビの企画とはいえ、マラソンに参加するのは
無謀じゃないでしょうか。

企画した東京MXテレビ側にも責任はあるでしょうね。

現在のところ、松村邦洋さん以外にAEDが使われたという
情報はありませんがこの後もAEDが使われたという事が
ないように祈ります。

なお東京マラソン2009のAEDは、
オフィシャルサポーターの日本光電製の
AEDが使われています。

(追加情報)
公式サイトによるとAEDが使われたのは2件で
救急搬送されたのは20人だそうです。

今年は比較的、AEDの使用が少なく、
救急搬送された人も少なめでした。

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2009年3月22日|

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京成電鉄、全駅にAED設置完了

京成電鉄は今年度新たに33駅にAEDの設置が完了し、
これで昨年度までに設置した、31駅と併せて、
京成電鉄の全64駅にAEDの設置が完了しました。

駅へのAED設置は進んでいますがどうしても
乗降客の多い、大きい駅が優先されますので
小さい駅へのAED設置がなかなか進まないのも現状です。

そんな中、京成電鉄さんは全駅にAED設置が
完了したのは素晴らしいことだと思います。

現に京成電鉄さんでは今年度、船橋競馬場駅と町屋駅に
おいて、実際にAEDが使用され人命救助にAEDが
役立っています。

もし、駅にAEDがなければ人命救助できていなかったかも
わかりませんのでAEDが設置されていて本当によかったと思います。

他の鉄道会社も経営状態やAEDに対する考え方の違いなど
あると思いますが人命を預かる公共交通機関なのですから
京成電鉄さんのように速やかにAEDが全駅に
設置されるように望みます。

そして駅や空港はまだAED設置が進んでいる方ですが
バスターミナルやフェリーターミナルは、
設置が進んでいないのでこういったところにも
AED設置が進むと安心ですね。

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2009年3月11日|

カテゴリー:AEDニュース, AED設置, 人命救助, 鉄道