心肺停止

AEDトレーニングキット

AEDを本物の現場で躊躇なく使用するためには
AED講習を受けておくべきです。

AED講習は各自治体のイベント、消防署などで
定期的に行われています。

講習内容の多くは心肺停止時の人工呼吸、
心臓マッサージなどの心肺蘇生法と
AED講習になっています。

そのAED講習に使うAEDですが
講習で本物のAEDを使うことはできませんので
マネキンと練習用の電気が流れないAED、
AEDトレーナーと呼ばれる、AEDトレーニングキットが使われます。

このAEDトレーニングキットの
AEDトレーナーは電気が流れないだけで
操作の方法や音声ガイドは本物のAEDと
同じですのでAEDの操作を学ぶには最適です。

ただ、一つ難点があり、価格が高価で
人工呼吸や心臓マッサージを行ったり、
AEDのパッドを貼るマネキンと電気が流れないAED、
AEDトレーナーのAEDトレーニングキットセットで約10万ぐらいします。

また、マネキンは複数台あるほうがいいのですが
マネキンだけでも5万円ぐらいします。

詳しくは、こちらのサイトにてご確認ください。

ですからAEDの講習がもっと多く行われる必要があるのですが
本格的なAEDの講習を行うには費用がかかりますので
なかなか小規模の団体や個人で行うことは難しいのが現状です。

しかしこの問題の解決策がないわけでもありません。
AEDトレーニングキットをレンタルするという方法もあり、
レンタルだとマネキンとAEDトレーニングキットのセットで
一日あたり、7350円~ぐらいからレンタルできますので
小規模の団体だとレンタルを使えば、
AED講習を行うこともできると思います。

AEDトレーニングキットのレンタルはこちら

さて小規模の団体の場合はレンタルという方法で
高価なAEDトレーニングキットを使うことができ、
個人でもこのレンタルという方法を使うことは可能ですが
ご自身がBLSヘルスケアプロバイダーでもない限り、
やはり費用の負担は大きく、家庭で気軽に家族に
人工呼吸や心臓マッサージ、AEDの使い方を
学ぶにはこのレンタルという方法も難しいでしょう。

では個人の場合、どうすればいいかということになりますが
個人でも費用の負担が少なく、AEDトレーニングキットを
使うことができる製品があります。

CPR&AEDパーソナルトレーニングキット(ミニアン)と
呼ばれるもので空気で膨らませる簡易型の上半身の
マネキンと本格的なAEDトレーナーのように
音声ガイドやスイッチの操作はできませんが
AEDの使い方がわかるトレーニングAED、
心肺蘇生とAEDの使い方の他にも、小児の心肺蘇生、
気道異物の除去、感染防護具の使用についての内容が
収録されているDVD、テキストブック、模擬携帯電話が
セットされています。

このCPR&AEDパーソナルトレーニングキット(ミニアン)は、
これだけのセット内容でありながら、
4,980円と本格的なAEDトレーニングキットと比べると
破格の安さです。

CPR&AEDパーソナルトレーニングキット(ミニアン)を
つかえば、家族でいつでもAEDの使い方と心肺蘇生法を
学ぶことができますし、小規模の団体でも一人一台、
マネキンを割り当てることも可能となり、効率よく
AEDと心肺蘇生法の講習を行うことができます。

そしてBLSヘルスケアプロバイダーの方でも
自宅で手軽に反復練習をする事が可能です。

少しでもAEDや心肺蘇生法に興味がある方には、
このCPR&AEDパーソナルトレーニングキット(ミニアン)は
大変魅力的なAEDトレーニングキットでしょう。

CPR&AEDパーソナルトレーニングキット(ミニアン)は、
救急手当推進計画救命コムにて購入できます。

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2009年4月27日|

カテゴリー:AED知識, AED講習, 人工呼吸, 心肺停止, 心肺蘇生法, 救命方法

AEDの救命率が8年間で2倍に。

心停止にAEDは効果があるのはわかっていましたが
実データとしてAEDがどれくらい救命に
効果があるかの日本での実データは
あまりありませんでしたが
このたび、京都大学などの調べで病院以外の場所で
心停止して倒れた人がAEDで
電気ショックを受けるまでの時間が
8年間で半分以下になり、
救命率は倍の3割になったことが
わかりました。

これは大阪府内の98〜06年のデータを
分析し、目撃者がいた約9千人分を検討した結果です。

そのうち心室細動を起こしたのは1733人。
ほぼ全員が救命士によるAEDを受けています。

心停止してからAEDを受けるまでの時間が
短ければ短いほど救命率はあがります。

そのAEDを受けるまでの時間が
1998年に平均19分だったんですが
だんだん短くなり、2006年には、
平均9分まで短縮しています。

一ヶ月後に生存している救命率も
15%〜31%に、障害が残らず、
社会復帰する率も6%〜16%に上がっています。

調査をした京都大の石見拓・助教は
「救急隊の努力でここまで上がったが、
これ以上到着時間を縮めるのは難しい。
居合わせた一般の人がもっと心肺蘇生や
AED使用に取り組んでくれれば
さらに救命率は高まるはずだ」と
話しておられます。

このデータからもAEDを早く使えば、
使うほど救命率が向上しているのがわかりますので
私たちも倒れた人がいて、近くにAEDがあれば
すすんでAEDを使うように心掛ける必要があります。

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2009年3月30日|

カテゴリー:AEDニュース, AED知識, 人命救助, 心肺停止, 心肺蘇生法, 救急

東京マラソン2009で松村邦洋一時意識不明、AED後、病院へ搬送される

今年も東京マラソンが開催されました。

毎年のように東京マラソンではAEDが活躍するのですが
(本当は活躍しない方がいいのですが)
今年はタレントの松村邦洋さんが倒れ、心肺停止で
意識不明になり、AEDを施され、病院へ搬送されました。

AEDの効果もあったのか幸いにも意識を取り戻しました。

医師や看護師も参加して東京マラソンは、
世界一安全なマラソンを目指しているのでよかったです。

しかし松村邦洋さんもあの体型ですから
いくらテレビの企画とはいえ、マラソンに参加するのは
無謀じゃないでしょうか。

企画した東京MXテレビ側にも責任はあるでしょうね。

現在のところ、松村邦洋さん以外にAEDが使われたという
情報はありませんがこの後もAEDが使われたという事が
ないように祈ります。

なお東京マラソン2009のAEDは、
オフィシャルサポーターの日本光電製の
AEDが使われています。

(追加情報)
公式サイトによるとAEDが使われたのは2件で
救急搬送されたのは20人だそうです。

今年は比較的、AEDの使用が少なく、
救急搬送された人も少なめでした。

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2009年3月22日|

カテゴリー:AEDニュース, AED設置, 人命救助, 心肺停止, 救急

AEDは救命に効果あり

心肺機能停止時に一般市民が応急手当を行った場合、
応急手当がなかった場合と比較して
1か月後の生存率が1.5倍、
社会復帰率が1.8倍になることが、
総務省消防庁の調査で明らかになった。
また、2007年12月時点で
全国に8万8265台が配備されている
AED(自動体外式除細動器)を使って、
一般市民が救命措置を行った場合には、
1か月後の生存率が使われなかった場合の4.4倍、
社会復帰率も6.3倍とさらに救命効果が顕著に見られた。
(引用:CBニュース

いままでAEDは、救命に効果があるとされてきましたが
一般市民がAEDを使っての救命措置ができるようになったのが
2004年7月からのため、具体的な数値がわかりませんでしたが
消防庁が2005年から2007年末にかけて調査したところ、
AEDを使った場合の救命率の数字が明らかになり、
数字の上からもAEDを使った救命措置の有効性が明らかになりました。

また、2007年の救命講習修了者は157万2328人と過去最高を記録。
一般市民による応急手当の実施率も47.6%と、
05年以降増加傾向にあり、
救命措置そのものが身近なものとなってきます。

このデーターは2007年度のものであることを考えると
2008年度はさらに人数が増えているんではないかと思います。

これらの詳しい情報は、消防庁のサイトにて
平成20年版 救急・救助の現況としてpdfファイル化され、
まとめられていますので一度、御覧になるといいと思います。

あなたもいつ、どこで救命措置をしないといけない場面に
遭遇するかもしれませんので緊急救命の方法やAEDの使い方を
学んでおくとイザという時、落ち着いて行動できますし、安心です。

緊急救命は誰にでもできる社会貢献のひとつですので
積極的に参加するようにしたいですね。

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2009年1月23日|

カテゴリー:AEDニュース, AED知識, 人命救助, 心肺停止, 救急

妊娠女性に対する、AED

AED講習を受ける方、特に女性からの質問で多いのが
「妊娠女性にはAEDを使っていいのですか?」という質問だそうです。
お腹に赤ちゃんがいるのに電気を流していいのだろうかと思うのは当然でしょう。
女性ならではの質問ですね。
これから赤ちゃんを産もうとしている方、
ご家族に妊娠女性がいらっしゃる場合は特に気になる質問です。
そしてこれに対する答えは「イエス」です。

AEDの電気は、お腹の中の赤ちゃんへの影響は問題ないそうです。
それよりも、母体の心肺停止状態が続くことのほうが
赤ちゃんへの影響が出てしまいますから、
妊娠女性を助けることを一番に考えましょう。

ですから、妊娠女性が心肺停止状態で倒れているときは、
人工呼吸、心臓マッサージを施しながらAEDを用意します。
AEDを装着して電気ショックが必要ならば、行います。
この際、電極パッド位置や電気量に変更はないそうです。

明らかにお腹が目立っていて妊娠女性だと一目で分かれば、
救急隊の人にも説明が出来ますが、中にはお腹が目立たない人もいらっしゃいますね。
しかし、AEDに関しては、妊娠女性も妊婦でない人も同じやり方でいいそうです。
ただし、食べ物が喉につまっている場合などに行う気道異物除去法は、
通常行う腹部突き上げ法は行わないようにします。
もしも、妊娠女性かどうか分からない場合で、妊娠可能な年齢であれば、
妊娠女性としての対応をしたほうが適切でしょう。

お腹の赤ちゃんは、お母さんの臍帯から酸素を供給して生きています。
一刻も早く赤ちゃんへ酸素を送り出すためにも、
一分一秒でも早い人命救助が出来るようにしたいものです。

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2008年5月15日|

カテゴリー:AED知識, 人命救助, 人工呼吸, 心肺停止, 救命方法

子供に対する、AED使用

AEDを使うのは、大人だけではありません。
子供にも心停止状態になる可能性はないとはいえません。
実際に、野球やソフトボールのボールが当たったり、
マラソン中に子供が心停止状態になった事例は報告されています。

2004年にAEDの一般人使用が認められたものの、
子供にAEDを使用することは認められていませんでした。
しかし、2006年から子供にもAEDを使用することが認められています。

通常のAEDは大人用に作られていますから、
これを子供に使うことは避けなくてはいけません。

では、子供と大人の違いは何でしょう?
大人用のAEDは8歳以上もしくは、体重が25�s以上と定められています。
子供用は1歳以上8歳未満で、1歳未満の子供には使用することができません。
さらに、子供用のAEDは、電気エネルギー量も成人の3分の1になっています。

小児用のAEDが認められた現在は、多くの小学校や保育園でAEDが設置されるようになりました。
しかし、小児用のAEDがなくても諦めないで下さい。
なんといっても、緊急事態ですから大人用のAEDを使用しても
法律上責任を問われることはありません。
ただし、大人用の電極パッドを子供に貼る場合は、
二つの電極パッドが重ならないように注意して下さい。

最近は、大人用のAEDに子供用の電極パッドが
一緒に入っているものが多くなってきました。

未来ある子供の将来のためにも、
多くの方がAEDについての関心を増やして下さることを望まずにはいられません。

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2008年5月 8日|

カテゴリー:AED知識, AED設置, 心肺停止, 心臓しんとう

AED、気をつける点1

夏になると、海やプールでの事故のニュースが必ずあります。

海やプールに入る前には、必ず準備体操をしないといけませんが、
大人の方で準備体操をして、海やプールに入る人はあまりいないでしょう。

準備体操は、身体全体の筋肉をほぐす為だけでなく、
心臓に水圧による負担をかけないためにも
重要な作業です。

そのため、準備体操を怠ると心臓発作を起こしやすくなります。

心臓発作を起こした場合にAEDが非常に有効な蘇生手段となります。

ですが海やプールで倒れてしまった人がいた場合、
AEDを使用したら周りの人たちにも電気が流れてしまうのではないのかと
不安に思う方もいると思います。

しかし、心配はいりません。
電気は抵抗が最も少なく流れやすい場所を通るからです。

そしてそれは、AEDの場合、2枚のパッドの間の事をいいますから心配は不要です。

ですから、水に濡れている水辺やプールサイドなどで使用しても問題はありません。

ただし、AEDのパッドを取り付けられる人(倒れている人)の水分は
事前に拭き取っておくことは、必要ですので必ず忘れないようにして
拭き取ってあげてください。

また、倒れている人がネックレスなどの金属類をしている場合は、
ネックレスなどにAEDのパッドが触れないように注意して下さい。
もしも、簡単に取れるようなら金属類を外してからAEDを使用した方がいいでしょう。

さらに、最も重要なのはAEDの電気を流す際には、スイッチを押す人も
周りに居る人も倒れてAEDのパットを装着した人には触れないようにします。
慌てていると、忘れてしまいがちですが、AEDが音声で「離れてください」などと
音声メッセージを流してくれますので、速やかに離れてください。

万が一、触れてしまっていても軽い火傷を負ったという事例があるぐらいですので、
重大な事故にはなったという報告はありませんので
それほど心配することもないでしょう。。

AEDは、正しい使い方をすれば大きな心配はいりませんから、
焦らずに慎重に正しく、操作を行うようにしましょう。

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2008年5月 3日|

カテゴリー:AED知識, 人命救助, 心肺停止, 心肺蘇生法, 救命方法

AEDと東京マラソン

今年も2月17日に開催される東京マラソン。
正式名称は、東京マラソン2008

その記念すべき第1回大会、東京マラソン2007でも
AEDは、活躍しました。

大会本部では、AEDを1kmごとに設置し、
その場所には、AEDを扱える、大学生と救急救命士を配備。

さらに自転車にAEDを積んだ、大学生も併走し、
医者や看護師も選手として100人参加して万全の体制を取っていました。

最初にAEDが使用されたのは、栃木県内から参加した男性ランナー(59)で
18日午後0時30分ごろ、江東区豊洲の38Km地点付近で倒れて、心肺停止状態。
すぐに近くの救護所でAEDを含む、心肺蘇生法を受けて、
その後、病院に搬送されて無事、意識を回復。

次に江東区有明のゴール手前、1km付近で午後3時前、
別の男性ランナー(58)が倒れた。

レースに参加していた、横浜市安全管理局・保土ケ谷消防署警備一課救急係長で
消防司令補の吉田茂男さんが発見し、
意識、呼吸、脈拍を確認するが全てなし。

心肺停止状態と確認し、人工呼吸をしながら、スタッフにAEDを要請。

自分は、人工呼吸をしながら、大学生ボランティアに心臓マッサージを
行わせ、AED到着を待ち、その後、AEDを実施。

無事、AEDで蘇生させることができ、吉田さんは、到着した救急救命士に
状況を説明後、レースに戻り、ゴールしました。

このように東京マラソン2007では、AEDにより二人の命が助かりました。

心肺停止は、初期段階の数分間の救護が生死を分けるので
AEDがなければ、二人は、助からない可能性もありました。

愛知万博とともにAEDの重要性を再確認させられるニュースです。

今年も東京マラソンが開催されますが昨年と同じように
AEDも配備されるようです。

AEDが使われない方がいいのですが万が一の時、安心です。

参加される方は、いつ自分が倒れるかわかりませんし、
逆に救助する側に回るかもわかりませんがAEDが設置されている事を
覚えておくといいでしょう。

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2008年2月 6日|

カテゴリー:AEDニュース, AED知識, 人命救助, 心肺停止

AEDを使用しないための子供に対する事前保護

最近は、かなり増えてきましたが子供たちが
通う学校には、使うことがない方がいいのですが
必ず、緊急事態に備えて、
AEDを設置して欲しいと思うのは、
保護者なら当たり前の考えだと思います。

それはなぜかといえば、
こういうニュースを聞いたことがあると思いますが
野球のボールが胸部を直撃して
心停止に陥り、AEDで蘇生したということを。

このボールの直撃で心停止した状態は、
心臓しんとうといわれています。

これは、野球だけに限らず、
特にスポーツをしている時に起こりやすいです。

というのも子供はまだ、発育途上にあり、
心臓を保護する、胸郭の発達が未熟であるために
心臓しんとうを起こしやすいです。

しかも胸への強い衝撃だけでなくても、タイミングの悪さなど
重なると弱い衝撃でも心臓しんとうを起こします。

軟式ボールでのキャッチボールでも心臓しんとうを
起こした事例があります。

そして比較的大きくて柔らかいサッカーボールでは、
発症しないといわれてきましたが
2005年にフィジーでサッカーのゲーム中に
心臓しんとうがおこった事例も報告されています。

ですから心臓しんとうは、野球だけをやっている子供だけではなく、
子供であれば誰でも起こる可能性があるということを知っておいて下さい。

では、なぜ心臓しんとうが起こるのでしょうか?

これは、色々な条件がタイミング悪く、
重なってしまったときに起きます。

では、その条件とはどのようなものでしょうか。

私達の心臓は、収縮を繰り返して全身に血液を送り出しています。

その心臓の収縮のための筋肉の興奮が終わり始める時で、
心電図上でT波の頂上から15-30msec(ミリ秒:15-30/1000秒)前の
タイミングで心臓が縮み終わった瞬間に衝撃が加わると
致死的不整脈(心室細動といって、心臓の筋肉が痙攣している状態となり、
心臓は収縮できず血液を送り出せません。つまり心臓が停止している状態)が
発生し、心臓しんとうを起こすと言われています。

もちろん、腕やお尻など胸以外の場所に
衝撃が加わっても心臓しんとうにはなりません。

当たり前のことですが
これが次の条件になります。

胸部への衝撃、特に心臓の真上付近が危険といわれています。

この条件が重なることにより、心臓しんとうが起こると考えられています。

そして心臓しんとうを起こすとAEDを使わないと
まず蘇生できません。

これらの点を踏まえ、学校や子供がスポーツする場所に
AEDの設置は、不可欠といえます。

昔から「頭を打つと危ない」と教えられてきましたが
これからは胸を守るということも教えられていくべきでしょう。

特に野球をしている子供達には、これからはヘルメットだけではなく、
胸を保護するパッドをつけるルール作りが必要でしょう。

しかしルールが出来るまで待てませんので
保護者の責任において胸部保護パッドを装着させるように
して下さい。

胸部保護パッドは、5000円程度で上半身全体を覆うタイプや
心臓の部分だけ保護するタイプがあり、スポーツ店などで
販売されています。

ネットで購入できる胸部保護パッドをまとめておきましたので
関心のある方は、こちらを御覧下さい。

そして野球において当然のことのようにいわれてきた、
胸でボールを受け止めるということも止めさせる必要があります。

指導者によっては、反対されることもあると思いますが
大切な子供の命を守るためですので心臓しんとうの危険性を
説明し、粘り強く指導者と話し合って下さい。


子供達が安心して楽しくスポーツを続けるためにも
保護者は胸部保護パッドで事前保護をし、
子供たちを指導する、チームやクラブでは、
AEDを用意しておくことが不幸な事故を避けるために
望ましいと思われます。

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2008年2月 4日|

カテゴリー:心肺停止, 心臓しんとう

緊急蘇生ガイドラインを覚える

あなたは、『救急蘇生ガイドライン』というものを知っていますか。
『救急蘇生ガイドライン』は、救急心肺蘇生の手順や指針が書かれたものなのですが、
今までは国や地域によって、
あるいは病院などによって緊急蘇生のやり方が色々だった方法を、
世界中で統一させるために、作られた、文字通り緊急蘇生の指導書です。
日本でAEDの一般市民の使用が許可されたのも、
この『救急蘇生ガイドライン』の影響を強く受けています。

最初の『救急蘇生ガイドライン』が作られたのが2000年で
そして、現在のガイドラインは2005年版になり、
2000年のガイドラインより色々変わっています。

この5年の間にどのような点が変更になったのかといえば、
まず、一番注目される大きな変更点は
一次救命処置と言われる心臓マッサージと人工呼吸の回数と割合です。
今までは心臓マッサージが15回、人工呼吸が2回でしたが、
これが心臓マッサージが30回、人工呼吸が2回に変更になっています。
そして、AEDの電気ショックを一度行った後に反応がなかった場合は、
この心臓マッサージ30回、人工呼吸2回を
合計5サイクル行うこととなりました。
今までは、一度のAEDの電気ショックで反応がなければ、
AEDの使用を3回まで続けても良いという事でしたから、
2005年の改訂でいかに一次救命処置の重要性が分かると思います。

さらには、心臓マッサージの重要性も高くなっています。
心臓マッサージは新生児以外できるだけ早期から十分な強さと十分な回数が
絶え間なく行われることが重要で、
2分間続けること。が記されています。
このガイドラインには『ヘルスケア・プロバイダー向け心肺蘇生ガイドライン』というものもあります。
ヘルスケア・プロバイダとは、職業上、傷病者に対応する可能性が高く、
公衆の健康管理にある程度の責任を負っている人のことを言います。
ガイドライン上の勧告では、
警察官、消防官、スポーツインストラクター、警備員などが
ヘルスケア・プロバイダにあたり、
これらの人たちは、市民救助者以上の蘇生スキルが必要とされています。
ヘルスケア・プロバイダーは医療従事者だけではありません。
『ヘルスケア・プロバイダー向け心肺蘇生ガイドライン』は、
ヘルスケア・プロバイダと言われる人たちが一般人に救助法を教えるための指導書になります。
この『ヘルスケア・プロバイダー向け心肺蘇生ガイドライン』でも、
やはり心臓マッサージの重要性が挙げられています。
心臓マッサージを伴わない人工呼吸だけの救助法を
教える事のないようにこの『ヘルスケア・プロバイダー向け心肺蘇生ガイドライン』で注意してあります。
この事から見ても分かるように、
心肺蘇生には心臓マッサージ・人工呼吸・AEDの3点セットが不可欠で
必ずこの3点セットを覚えなくてはいけないという事になります。
ただ、人工呼吸は心臓マッサージより重要性は低く、
場合によっては人工呼吸なしの2点セットでも実際は問題ありません。
この『救急蘇生ガイドライン』は、こちらで紹介していますので
興味のある方はお求めになって下さい。
できれば一家に一冊、常備されることをお勧めします。

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2008年1月30日|

カテゴリー:AED知識, 人工呼吸, 心肺停止, 心肺蘇生法, 救命方法, 救急,