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AEDと心肺蘇生法で“救急”タグの付いているブログ記事

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人命救助、一人の場合の心得

あなたの目の前で突然、人が倒れました。

周りに人が多くいる場所なら周りの人と一緒に
協力し合いながらその倒れた人を救助することが出来ます。

でも周りに人がいない場所で救助できる人間があなたしかいない場合、
どうしたらいいでしょうか。

まさか、同じ人間同士、見捨てるなんて事はできません。

倒れている人の命をつなぎ止めるかどうかは、あなたの行動によりますので
勇気をもって、救急活動して下さい。

あなたに救急活動の知識や救急活動の講習を受けたことがあるのなら
その通り、実践すればいいのですが救急活動の知識がない場合や、
知識や講習を受けたことがあっても自信のない場合は、
次のように必要最小限の救急活動だけは行って下さい。

まず、倒れている人の意識を確認し、119番に連絡します。
倒れている人が意識のない場合は、近くにAEDがないか探します。
その時、近くにAEDがない場合は、119番にAEDが必要な旨を伝えることが
できれば最良です。

AEDが近くにあれば、すぐにAEDを行って下さい。

AEDが心電図等を解析し、電気ショックを行う必要があるかどうか
判断しますのでその指示に従って下さい。

AEDで電気ショックをした場合は、30回の心臓マッサージと
2回の人工呼吸を行います。

場合によれば、再度、AEDによる電気ショックを行います。

AEDにより、電気ショックの必要なしと判断されれば、
心臓マッサージと人工呼吸を行います。

救急車が来るまで頑張って行って下さい。

あなたの行動が倒れている人の命を救う、唯一の手段ですから。

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2008年2月11日|

カテゴリー:AED知識, 人命救助, 人工呼吸, 心肺蘇生法, 救命方法, 救急

AEDを使用しないための子供に対する事前保護

最近は、かなり増えてきましたが子供たちが
通う学校には、使うことがない方がいいのですが
必ず、緊急事態に備えて、
AEDを設置して欲しいと思うのは、
保護者なら当たり前の考えだと思います。

それはなぜかといえば、
こういうニュースを聞いたことがあると思いますが
野球のボールが胸部を直撃して
心停止に陥り、AEDで蘇生したということを。

このボールの直撃で心停止した状態は、
心臓しんとうといわれています。

これは、野球だけに限らず、
特にスポーツをしている時に起こりやすいです。

というのも子供はまだ、発育途上にあり、
心臓を保護する、胸郭の発達が未熟であるために
心臓しんとうを起こしやすいです。

しかも胸への強い衝撃だけでなくても、タイミングの悪さなど
重なると弱い衝撃でも心臓しんとうを起こします。

軟式ボールでのキャッチボールでも心臓しんとうを
起こした事例があります。

そして比較的大きくて柔らかいサッカーボールでは、
発症しないといわれてきましたが
2005年にフィジーでサッカーのゲーム中に
心臓しんとうがおこった事例も報告されています。

ですから心臓しんとうは、野球だけをやっている子供だけではなく、
子供であれば誰でも起こる可能性があるということを知っておいて下さい。

では、なぜ心臓しんとうが起こるのでしょうか?

これは、色々な条件がタイミング悪く、
重なってしまったときに起きます。

では、その条件とはどのようなものでしょうか。

私達の心臓は、収縮を繰り返して全身に血液を送り出しています。

その心臓の収縮のための筋肉の興奮が終わり始める時で、
心電図上でT波の頂上から15-30msec(ミリ秒:15-30/1000秒)前の
タイミングで心臓が縮み終わった瞬間に衝撃が加わると
致死的不整脈(心室細動といって、心臓の筋肉が痙攣している状態となり、
心臓は収縮できず血液を送り出せません。つまり心臓が停止している状態)が
発生し、心臓しんとうを起こすと言われています。

もちろん、腕やお尻など胸以外の場所に
衝撃が加わっても心臓しんとうにはなりません。

当たり前のことですが
これが次の条件になります。

胸部への衝撃、特に心臓の真上付近が危険といわれています。

この条件が重なることにより、心臓しんとうが起こると考えられています。

そして心臓しんとうを起こすとAEDを使わないと
まず蘇生できません。

これらの点を踏まえ、学校や子供がスポーツする場所に
AEDの設置は、不可欠といえます。

昔から「頭を打つと危ない」と教えられてきましたが
これからは胸を守るということも教えられていくべきでしょう。

特に野球をしている子供達には、これからはヘルメットだけではなく、
胸を保護するパッドをつけるルール作りが必要でしょう。

しかしルールが出来るまで待てませんので
保護者の責任において胸部保護パッドを装着させるように
して下さい。

胸部保護パッドは、5000円程度で上半身全体を覆うタイプや
心臓の部分だけ保護するタイプがあり、スポーツ店などで
販売されています。

ネットで購入できる胸部保護パッドをまとめておきましたので
関心のある方は、こちらを御覧下さい。

そして野球において当然のことのようにいわれてきた、
胸でボールを受け止めるということも止めさせる必要があります。

指導者によっては、反対されることもあると思いますが
大切な子供の命を守るためですので心臓しんとうの危険性を
説明し、粘り強く指導者と話し合って下さい。


子供達が安心して楽しくスポーツを続けるためにも
保護者は胸部保護パッドで事前保護をし、
子供たちを指導する、チームやクラブでは、
AEDを用意しておくことが不幸な事故を避けるために
望ましいと思われます。

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2008年2月 4日|

カテゴリー:心肺停止, 心臓しんとう

緊急蘇生ガイドラインによるAED使用までの流れ

実際、AEDを使用するまでの流れを説明します。

これは、日本版緊急蘇生ガイドライン(2005年)準拠に
よるものです。

まず、倒れている人を発見すると倒れている人の肩を
たたき、意識があるかどうかどうか確認します。

次に倒れている人のあごをあげて、気道確保しながら
呼吸の確認をします。

そして意識があってもなくても、呼吸がしっかりしていれば
安静体位をとり、119番をし、専門家の到着を待ちます。

意識がない場合や意識があっても呼吸が十分でない場合は、
近くの人に助けを求め、119番をしてもらい、
AEDが近くにないどうか探してもらい、
あればAEDを取ってきてもらいます。

近くに人がいない場合は、倒れている人が
大人と子供の場合で対処が違ってきます。

倒れている人が大人の場合、自分でまず119番をして、
近くにAEDがないか探し、あればとってきてから
心肺蘇生法を試みます。

倒れている人が子供の場合は、すぐに心肺蘇生法を実施します。
これは、子供の心停止の場合、呼吸原性の心停止が多いので
119番通報やAEDより心肺蘇生法の方を優先させます。

心肺蘇生法ですがまず、人工呼吸を2回試みます。

精神的、物理的理由で人工呼吸が難しい場合は、
速やかに胸骨圧迫による心臓マッサージを行います。

約2分間、心臓マッサージを一人で行えば、
疲れていなくても交代が可能であれば他の人に
代わってもらうようにする。

これは、心臓マッサージを行っている人が自覚していない
疲れによる不完全な心臓マッサージを防ぐ意味がある。

そしてAEDが到着すれば、ただちにAEDを使用する。

AEDを使用した後、すぐに胸骨圧迫による
心臓マッサージを再開する。

2分間または、5サイクルの心臓マッサージ後に
AEDによる心電図チェックが始まるので
心臓マッサージを中断する。

その後は、使用するAEDの音声メッセージに
従って進めてください。

これがAED使用までの緊急蘇生ガイドラインになります。

簡易的な説明だけですので実際には、幼児、子供、症状など
詳細に分かれて記されていますので詳しく知りたい方は、
講習会などに参加された方が確実ですが流れだけでも
知っておくと知らないよりは実際の現場に遭遇した場合、
役に立つと思います。

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2008年2月 2日|

カテゴリー:心肺蘇生法, 救急

救命のための4つの連鎖

Chain of Survivalと言う言葉をご存じでしょうか?

Chain of Survivalとは、心停止した人ために一般市民が
お互いに連携しながら対応していくことを指し示した言葉です。
このChain of Survivalを覚えることで救急の流れをわかりやすく理解することが出来ます。
Chain of Survivalには、4つの連鎖があります。
迅速な通報、迅速なCPR、迅速なAED、迅速なACLSです。
この4つの連鎖をつなげてることで救命率が上がります。
このChain of Survivalで最も大切なのは、第一発見者の勇気です。

第一発見者が勇気ある行動で救命活動をスタートさせないことには、
4つの連鎖がつながっていきません。
では、第一発見者が勇気ある行動で救命活動をスタートさせた場合ですが
一つ目の鎖、「迅速な通報」になります。
倒れている人を発見したら、
意識を確認して周りに助けを呼び、119番に電話して下さい。
以前は、携帯電話だと管轄外の消防署につながることがあり、
固定電話での通報がよいとされていたのですが
最近は、改善されていますので携帯電話での通報でも問題ありません。
電話がつながれば、救急ですと伝え、
場所、倒れている人の意識の有無、状態などを落ち着いてはっきりと伝えます。
これで一つの目の鎖が出来ました。

続いて二つ目の鎖は、「迅速なCRP」です。
CPRとは、心肺蘇生法のことで
通報の後、倒れている人の気道確保、人工呼吸、心臓マッサージを行います。
人工呼吸、心臓マッサージは、休まず続けなくてはいけませんので
周りの人に協力を頼み、協力者がいれば、力をあわせて行って下さい。

三つ目の鎖は、「迅速なAED」です。
心室細動による心停止でAEDが1分遅れるごとに、生存率は7〜10%低下すると言われています。
迅速なAEDとは救急車を呼んでから
5分以内にAEDによる電気ショックを与えた場合のことです。
つまり、5分以内のAED使用が目標となっています。
ですから病院に搬送してからとか、
救急車が到着してからのAEDでは遅い、とも言えます。
一般の人、倒れている人を救助している人がAEDを使用し、
すぐに電気ショックを与えることが唯一、心停止から救う方法になります。

四つ目の鎖は、「迅速なACLS」です。
ACLSとは、気管挿管、薬剤投与といった高度な心肺蘇生法で
こちらは医療従事者の仕事になります。
倒れている人を見かけた場合は、とにかく3つ目までの鎖を連鎖し、
最終的に倒れている人を迅速に病院に搬送して
処置を受けることで4つの鎖が完成し、救命率が上がります。

もし、あなたが第一発見者で心臓マッサージも人工呼吸もAEDもできなかったとしても
救急車を呼んだり、他の人を呼んだりすることは出来ますよね。
一人で無理な場合でも多くの人と協力しあうことで
4つの連鎖を完成させることが出来ます。
「4つの連鎖」大事ですので覚えておいて、万が一の時に役立てて下さい。

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2008年1月29日|

カテゴリー:AED知識, 心肺蘇生法, 救急

愛知万博における、AED

一般市民のAED使用が2004年から許可されたとはいえ、
多くの人がAEDの存在を知ったのは、2005年に開催された万博でしょう。

2005年に開催された万博とは、そう愛知県で開催された「愛・地球博」ですね。
「愛・地球博」に訪れた人は、のべ約2205万人!大変、多くの人が万博を訪れました。
これだけ大勢の人が来場した万博会場には、来場者の安全確保に力を入れました。

電気自動車に乗った救急救命土が、173ヘクタールの丘陸地を巡回し、
消防署も特設され、診療所に救命医が待機し、
ドクターヘリも2分で飛んで来る状態で
ゴルフ用カートを改造した専用の救急カート(バックボードや応急手当キットを搭載)や
AEDは、約100ヶ所以上と大量に配備されました。

そのAEDは、当初、万博協会が「急患は救急車で病院へ」と考えていたので
設置はあまり考えられていませんでした。
しかし、愛知医科大の救命救急センター部長がその話を聞き、
万博協会に乗りこみ、「助かる命も肋からない。せめてAEDはシアトル並みに」と
万博協会幹部に迫ったため、
約100ヶ所もの大量配備が実現しました。

また、万博開幕前に約3千人の万博スタッフが救命講習を受け、
AEDについては、2004年夏から誰でも使えるようになったことを受け、
消防隊員と同じように訓練されました。
万博が始まった当初は、まだ肌寒い3月でした。
暑い夏が終わる9月の閉会までの約半年間の間に、
熱中症になった方が313人、心停止状態になった方が3人いました。
そして、この心停止状態になった3人の方達の命が、
AEDによって救われました。
いずれも、万博の警備員やスタッフ、救急隊、
たまたま居合わせた、医学生らの手によって心肺蘇生法とAEDが実施されました。
心臓マッサージをする人、AEDを装着する人、
会場に待機していた救急隊を呼ぶ人・・・
機敏な動きと見事なチームワークで救助活動によって大切な命が助かりました。
そのときの話はこちらのページで御覧になれます。↓
https://www.medical.philips.co.jp/community/voice/aichi/index.php
おそらく、こういったニュースでAEDという機械が一般人でも
使用できるようになったことを知った方が増えたと思われます。
こういったことにより、AEDの必要性が心臓マッサージや人工呼吸と同じくらい重要だと
いや、それ以上だと認識されたんではないでしょうか。
色々な会場の備品や施設などが
万博終了後、希望者に譲渡されたり、オークションに出品されたりしました。
もちろん、AEDもその中のひとつとして、設置されていた約100台のうち35台が、
万博終了後、色々な自治体に譲渡されました。
これらのAEDは、現在も市民の安全のために設置され、万が一の自体に備えられています。

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2008年1月29日|

カテゴリー:AEDニュース, AED知識, 心肺停止, 救急